河川敷の戦い

 

肘を痛めているchuです。皆さん元気にテニスに明け暮れていますか?? 体が弱いchuは帯広の選手権以来2週間半程テニスを休んでいました。今日はその復帰の日(水曜日)。chuは水曜の午後は2週間に一回半日あがりなんですな。しかも今日は天然娘も休み。練習は夕方からで日中は空いている。昼飯を食べた後に「テニスゴッコでもするか!!」というわけで河川敷のコートへ行ってみました。

この河川敷のコートはきれいなアスファルトコートで、適当に交代で楽しめます。当然タダ。行ってみると既に2人の先客がいました。シングルをやっています。ちょっと見にはテニス初めて2,3年位かな?? ベンチに座っておとなしく順番待ち。このときのchuの格好はまともにテニスするつもりもないのでTシャツにかなりだぼだぼのパンツ。このパンツ、裾が絞れるようになっていて、chuはそれを膝近くまでたくし上げているという、かなり柄の悪い「おまえ、テニス馬鹿にしてるだろう?! な、え、オイ、コラ!!」というスタイル。一応準備をしていると4ゲームくらいシングルをしていた彼らが「どうぞ」と譲ってくれた。天然娘は当然テニスなんかしていません。chuと2,3回遊んだくらい。ラケットの持ち方も適当です。それでもショートラリーもどきでなぜか続いたりします。10分くらいラリーをするともう汗だく。で、交代。すると2人のうちで年配のほうが「すいません、ダブルスしませんか??」。おいおい、さっきのラリー見ていただろ。ゲームになるわけないじゃん!! 「あのー、この子テニスしたことないもんで・・・・すいませんが・・・」「いえ、全然大丈夫ですよ。僕たちもテニス初めて2年くらいですし」 だからよー、そういう問題じゃないって。「いや、本当にラケット握って3回目くらいですから・・・・」「いえいえ、やりましょう!!! 彼がカバーすればOKですよ」 じゃあちょっとだけやるか・・・・・・ というわけでなぜかダブルスの試合に突入。

トスをして彼らが勝った。当然サーブをとると思ったら何か相談してる。「場所を取ります」「・・・・・」 なんか本気だぞ、この人たち。とにかくchuのサーブでスタート。久々でサーブが入らず落とす。若い方のサービス。さすがに天然娘に打つときはちょっと手加減している。ところがこのサーブを天然娘がちゃんとリターンする。慌てた彼がミス。さらにリターンの後もなぜか天然娘のストロークが入る。慌ててポーチに出るchu。そんなこんなでブレイク。さらに天然娘のサーブ。当然アンダーサーブ。またこれが入る。不思議だが入る。なぜかキープしたりする。これは頑張らねば、とchuもキープしたりして3-3。なんと接戦だ。そこからの天然娘のサービスゲーム、彼らはかなり本気で天然娘にボールを集めだす。それでもしぶとく返す天然娘。何回かのデュースの末ブレイクされる。サーブもかなり本気で打ってきた彼ら。3-5からchuのサーブをキープするも、結局4-6で負けてしまった。「負けてしまった」というよりよく4ゲーム取れたなあー。疲れきった彼らは「ありがとうございました」と帰っていった。

もうちょっと打って帰ろうか? というわけで、またショートラリーもどきをしていたら、どうやらこのコートの主っぽい人がやってきた。さらにその知り合いも来て2人に。「そろそろ帰ろうか?」と話していたら「ゲームしませんか?」 おいおい、またかよ。「いや、この子、ゲームとかいうレベルじゃないもので・・・・・」「いやいや、大丈夫ですよ。なんなら僕がこの子と組んでもいいですよ(余裕満開で)」 ちょっと頭のどこかで「ブチッ」と音がしたみたいだ。天然娘も「ねえねえ、ちょっとなめられたね」と笑ってる。「じゃあお願いします」と勝負を挑む。

その余裕満開の彼のサーブから。「早い球打ちませんから」とか言って天然娘にアンダーサーブ。なぜかカッチリ返す天然娘。才能あるのか?? で、chuにはちゃんと打ってくる。どこかが切れたchuも満開のリターンでエース!! 漢だ。もう一人のおじさんは天然娘にも普通に打ってくる。それでもなぜか2-1リードのchuたち。あせる彼ら。天然娘のサービス、アンダーサーブに対してストレートアタックがきた!!! おいおい、本気だぞ、こいつら。それも一回ではない。浅いとストレートに満開!!! それに天然娘の前にドロップ(というか浅い球)。とにかくchuにはアタック、あとは全て天然娘。意地だなあー・・・・・ 最初アンダーを打っていた彼も最後には普通のサーブを天然娘に打ってきた。そこまでやるか・・・・ 頑張って粘るも3-6の負け。でもなぜか勝った気分なのはなぜだ??

今は河川敷が熱い!!!

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