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ついに出た!! chuの神様。 誰がなんと言ってもかっこいい!! これまで紹介してきたのはかなりハードなものが多かったが、BOWIEは違った意味でハードだ。 元々はグラムロックからスタートしたが、独特のゆがんだメロディーと歌詞で一躍スターダムに。 今やイギリスの音楽界でビートルズとDAVID
BOWIEの影響を受けていないミュージシャンはいないといわれるほど。 常に最新の音楽を目指して前進を続けているスーパースター。 chuは「Let`s
Dance」でBOWIEを知った。 この曲はかなりPOPでヒットしたけど、BOWIEの音楽はそんなモンじゃあない!! それからさかのぼってみると妖しい曲が出てくるわ出てくるわ・・・・ 完全にchu好み。 しかもこのルックス!! 完璧だ!! 音楽だけじゃなくて映画や舞台などでもその個性で活躍。 「戦場のメリークリスマス」ではビートたけしと競演しているし、「ラビリンス(魔王の迷宮)」では悲しい魔王を演じている。 その他出演作多数。 映画のサントラにも結構曲を書いていて、最近ではあのブラッド・ピット主演の「SEVEN」のエンディングにかなり歪んだ曲が流れてる。 自分でも絵を描いたりしているが、これもかなり妖しくてゾクゾクもの。 一時期「もうソロでは歌わない」と宣言して、「Tin
Machine」というバンドを結成するもすぐ飽きてまたソロへ。 前言撤回はあたりまえのかなりいいかげんな男。 アルバムは基本的にストーリーを持ったコンセプトアルバムが多く、傑作が多い反面駄作もかなり見受けらる。 もう50歳を過ぎたというのにそのカッコよさと妖しさは健在。 先日ニューアルバムを発表したばかり。 ちなみにこの人、両刀使いです。 つまり男でも女でもOK。 うーん、ますます妖しい。 一応現在結婚していてチャンと奥さんいます。 さあ、聞いてみてくれ、BOWIEを!!!
その中でもchuのお勧め
BOWIEのアルバムではこの他にも「HUNKY DORY」「DIAMOND DOGS」「HEROES」「TIN MACHINE II」「TIN MACHINE LIVE OY, VY, BABY」など紹介したいものがたくさんあります。 そのアルバムごとに違う姿を見せてくれて、良くも悪くも期待を裏切ってくれる、それがBOWIEです。 こんなにカッコよく歳を取れたらなあー・・・と日々思っているchuであります。 |
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今回はメジャーどころで行きます。 chuは一応洋楽なら一通りのものを聞いています。 たまたま最近よく聞くものが「濃い」だけで(顔の濃さとは関係ありません)、メジャーなものもかなり聞いてます。 THE
POLICEはもうメチャクチャ好きです。 ロックなのにジャズっぽくて、リズムが変化に富んでいる(これ大事!!)。 スーパーグループのわりにアルバム数は少ないが全て聞けます。 このグループでは当然Stingが有名ですが、chu個人的にはドラムのStewart
Copelandが大好きでした。 今聞いていてもこの時代によくあんな曲を作っていたなあー、と感心させられます。 「Every
Breath You Take」は日本でも大ヒットしてTHE
POLICEをメジャーにしましたが、chu的にはもっと歪んだ曲達に惹かれてました。 この「Every
Breath You Take」が入った大ヒットアルバム「SYNCHRONICITY」を最後にTHE
POLICEは解散しましたが、ボーカルのSTINGはその後もパワーが落ちることなく活躍を続けています。 どちらかというと解散後のほうが(特に日本では)人気があるんじゃないかな? ソロになってからのStingはよりメロディアスになり、内省的な曲が増えてゆきます。 どちらかというとTHE
POLICE時代のほうが尖がってたような気がする。 まあその分一般的に人気が出たんだろうけど・・・・ なんか物足りなさを感じるのはchuだけだろうか?
その中でもchuのお勧め
THE POLICEというバンドは思ったより大ヒット曲はありません。 「Every Breath You Take」が全米No.1になっただけです(地元イギリスでは4曲)。 実際「SYNCHRONICITY」以外はかなりマニアックなアルバムばかりです。 その点、ソロになったStingはどんどんヒットを飛ばして今やスーパースターとなりました。 Stingの作品の中ではTHE POLICEが好きなchuとしては、やはりより初期のものに惹かれます。 |
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ちょっとマイナーなバンドに戻りましょう(マイナーでも無いかな?)。 イギリス出身のエレクトロニック・ポップバンド。 こういうと軽ーいバンドと思われるかもしれないが全く違う!! 初めは確かに「アイドル」バンドとして扱われていたが、徐々に曲は歪んでいき(要するにchu好みに)独自の世界を描くようになっていった。 メンバー全員がシンセを演奏するという変わった構成。 その曲は宗教色を帯びて全体に暗く重い。 「アイドル」らしくメンバーはかなりいい男達です。 「People
Are People」という曲は前から知っていたけど、たまたまアルバム「Violator」をジャケット買いして、その暗さ、妖しさにはまりました。 chuがこのバンドを知ったときには4人編成でしたが、その後曲を書いていたalan
wilderが脱退し現在は3人に。 いまだに自分たちをデビューさせてくれたマイナーレーベルに恩義を感じ、移籍をしていないという律儀な面を持っている(いい話だー)。 メンバーもかなり妖しい人が多くて、david
gahanは手首を切って自殺未遂を企てたり、ヘロインのオーバードーズで2分間心臓停止した。 もう解散か??と心配されたが、アルバム「Ultra」を発表し復活を宣言。 元気に活動中。 部屋で一人でボーッと聞くには最高の音楽です。 お試しあれ。
その中でもchuのお勧め
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今回は渋くギタリストです。 以前3大ギタリストと呼ばれていた人達がいました。 「Eric
Clapton」「Jimmy Page」そしてこの「Jeff
Beck」です。 この3人は時期を違えて「ヤードバーズ」というバンドで活躍してました。(Beckは2代目です) そしてこの3人が現在のロックギターの基礎をきづいたといえるでしょう。 ご存知のようにClaptonはソロで大活躍、今やブルース親父となっています。 Pageも「LED
ZEPPELIN」で伝説の仲間入りをしました。 この2人と比べてBeckはかなり地味というか、ついてないというか、自業自得というか、なんともさえない路線に行ってしまいました。 ギターは3人の中で一番かっこいいのに、どんどんお友達を無くしていってしまって、アルバムもなかなか出してくれません。 第一期
JEFF BECK GROUP デビューアルバム「Truth」にはあのロッド・スチュワ−トやそのあとにRolling
Stonesにはいるロン・ウッドが参加している。 そしてあの伝説の「Woodstock」に参加予定だったのに、直前に仲間割れでグループ解散、しかも交通事故で死にかけた。 その後今は亡きスーパードラマー、コージー・パウエルを迎え、第二期
JEFF BECK
GROUPを結成するもすぐ解散。 こうしてみるとかなり有名人と競演している。 とにかくこの人はメンバーとうまくやっていけないらしい。 本番でリハーサルと違うことやってみたり、ドタキャンしたりとまさに自業自得。 通称「孤高のギタリスト」は半端じゃない。 「Wired」以降、アルバムをなかなか出さなくなっていく。 レコーディングはしているようだがすぐボツにしてつぶしてしまう。 レコード会社泣かせである。 でも出すアルバムは全体にできがいい。 「全体に」といったのは、アルバムの中の曲でもかなり出来にムラがあるから。 かっこいい曲はとことんかっこいい。 ダメなのは全然ダメ。 そこがBeckのBeckたる所以である。 55歳になってもなんと10年ぶりにニューアルバムを発表。 しかもすぐ1年後にまたニューアルバムを作るとは!!! まだまだやる気満々のBeckを聞け!!!
その中でもchuのお勧め
とにかくこの人には一人ぼっち的なイメ−ジがある。 実際そうらしいが。 成功したClaptonやPageに比べてメジャーを目指したけど挫折したギター小僧のなれの果て、といったところか・・・・ もう少し器用に振舞えたらきっと大人気者になれたと思うだけになんか不憫で惹かれてしまう。 いい年だけど頑張れ、Beck!!! |
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これはchuがかなり気に入っているバンドです。 基本的にはNirvana(今後登場予定)のようなグランジ系ロックです。 Nirvanaのあとに似たようなバンドがキノコのように続々と登場したけど、その中でもBUSHは一味違った。 グランジ系ロックの連中はギターをかき鳴らして叫ぶのが多い中でこのBUSHは自分達の独特の世界観、音を持っていた珍しいバンド。 残念ながら日本ではほとんど知られていない。 ちなみにyahooとかで検索しても全然出てこないくらい(さみしいのー・・・)。 でもこいつらのファーストアルバムは衝撃的だった。 尖がってるのにかなり考えて音を造っているのがわかる。 グランジ系ロックのバンドがガキだとすれば大人の音。 乱暴に聞こえても計算されている。 意外なことにこのBUSHはイギリスのバンド。 そういう土壌も影響しているのかも。 イギリスのバンドにしては珍しく全米で早々と売れてしまった。 それがNirvanaファンの気に触るのか、アンチBUSHのホームページが結構あります。 こんなにインターネット上で叩かれているバンドも少ないよな。 まあそれだけBUSHの実力が本物だという証明ではあるが・・・・ ボーカルのGavin
Rossdaleがほとんどの音作りをしているらしい。 先日3枚目のアルバムを出したが、chu的にはちょっと物足りなかった。 どのバンドもそうだけど、3,4枚目くらいでおとなしめになってしまう傾向がある。 もっと尖がっていていいのに・・・・・ 頑張れBUSH!!
その中でもchuのお勧め
「Deconstructed」というremixも出してますが、はっきりいってダメです。 やっぱりグランジ系ロックとテクノは合わないわ。 何考えて造ったんだろ?? でも「Sixteen Stone」「Razorblade Suitcase」は文句無しにすばらしい!! さらに日本ではマイナーなのもすばらしい。 今回のアルバムを聞くと今後が少し不安だけど・・・・・・・ |
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グランジ(汚いという意味)系ロックのはしり(今はもうそういう風には言わなくなったなあー・・)。 荒々しく乱暴なまでの音と繊細な歌詞が入り混じり、アッという間にスーパースターの仲間入りをしてしまった。(それが悲劇の始まりでもあったのだが・・・・・) ボーカルの
Kurt Cobainが実質Nirvanaそのものであった、といってもいいと思う。 どんなステージにも汚いジーンズと破れたようなシャツで登場し、楽器やアンプなどを叩き壊しまくるそのスタイルは多くのフェローを生んだ。 「グランジ」と呼ばれるバンドはこの時期それこそはいて捨てるほど出てきたが、どのバンドも所詮Nirvanaの物まねから逃れられなかった。 逆にいえばそれくらい凄いバンドだったということだろう。 曲はBushと比べるとよりストレートで、演奏も悪く言えば荒い。 技術的にはそれほど高いものではないが、曲が訴えてくるメッセージは強烈。 初めて「Smells
Like TeenSpirit」を聞いたときには身震いがした。 今までのロックにはこんな曲は無かった。 この一曲で一気にメジャーになってしまったNirvanaだが、周囲の環境の変化にKurt
Cobainはついて行けずに徐々にdrugに染まっていく。 アメリカの片田舎の不良がいきなりスターになって、一挙一動を監視されるようになったのだからデリケートな心をもったKurtにはかなりつらいものだったのだろう。 drugによる何回かの昏倒のあと、1994年4月5日ヘロインを服用し、自宅のガレージでKurt
Cobainはショットガンで自分の頭を吹っ飛ばして自殺した。 この瞬間からNirvanaは伝説になった。 誰がなんと言おうとKurt
Cobainの自殺によってNirvanaは「絶対」になったのだとchuは思う。 この自殺のあと当然Nirvanaは解散したが、Drの
Dave GrohlはFoo Fightersを結成、なぜかボーカル&ギターをこなし、人気バンドとなっている。 このFoo
Fightersもchuに言わせればNirvanaの呪縛からは逃れられていないバンドだ。 Kurtの魂の叫びを聞け!!
その中でもchuのお勧め
chu個人的にはこのNirvanaにはかなり思い入れがあります。 「Nevermind」があまりに衝撃的で、その時期に見た「MTV Videomusic Award」で演奏した「Lithium」とそのあとの暴れっぷりがあまりに印象に残ってしまった。 ちょうど北見に転勤になった4月に、朝のニュースでKurtの自殺が報じられたときはただただ呆然としていたものだ。 まだ27歳だった。 合掌・・・・
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