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アイルランドが世界に誇るスーパーバンドです。chuの世代でU2ファンの人はそのほとんどがアルバム「War」の「New
Year's Day」でU2を知ったんじゃないかな?独特のイントロにかぶさるBonoの叫びで始まるこの曲は、U2を一気に世界的にメジャーにしました。ご多分に漏れずchuもこの曲でファンになりました。1976年に結成されたU2は1980年にメジャーデビューアルバムとなる「Boy」を発表します。恋愛ではなく、、パンクの影響を受けたストレートで力強いサウンドで、少年から大人への成長、生と死についてが歌われています。すでにこのころから彼ら独特の世界観は完成していて、2ndアルバム「October」で神と信仰、さらに政治にまでその世界は広がります。イギリスでの人気もこのアルバムで決定的なものになります。その後も彼らはアイルランド紛争や他の戦争、テロなどへの怒りをその激しい曲に乗せて世界に向けてぶつけていきました。「War」での「Sunday Bloody Sunday」、アルバム「The Unforgettable Fire」のキング牧師に捧げた「Pride」などはその代表的な曲です。その彼らのひとつの頂点とも言えるのが1986年に発表された「The Joshua Tree」でした。全米、全英ともNo.1になったこのアルバムは本当に素晴らしいものでした。chuも何回聞いたことやらわかりません。しかしこのあとからU2はその音楽性を変化させていきます。その変化が好きだああ!!というファンも当然多くいますし、そのころからU2を知った人はそれが「U2」なのでしょう。しかしchuにはその変化が耐えられなかった。なんか普通になったというか、マスコミに迎合したというか、前の叫びはどこに置いてきたんだ??といった感じ。もうそうなるとchuの興味は全くなくなってしまいました。U2の音を特徴ずけているのは、叫びにも似たBonoのボーカルと、一度聞いたら忘れられないEdgeのギターです。ライブアルバム「Under A Blood Red Sky」でのBonoの声は忘れられません!!(というかいつも聞いているが・・・) アルバム「Pop」の「Discotheque」を聞いてchuはめまいがしました。もういいぞ、U2!! というわけで、あくまで「昔」のU2をお勧めします。魂の叫びを聞け!!!
その中でもchuのお勧め
これら以外にも、当然「Boy」「October」もchu的にはお勧めです。ただ少し荒っぽいかな? その他にも「Wide Awake In America」に収められている「A Sort Of Homecoming」のライブははずせません。chu個人的には「Achtung Baby」以降のアルバムは聞きたくありません。「Achtung Baby」の「The Fly」は好きだけど・・・・・ |
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最近話題のバンド、Limp
Bizkitです。以前紹介した「Korn」の弟分的な感じでメジャーに出てきてアッという間に人気者になってしまいました。アメリカのジャクソンビルで1994年に結成。1995年にたまたまジャクソンビルでコンサートを行っていたKornのFieldyとHeadにタトゥーアーティストとしても有名だったボーカルのFredがタトゥーを入れたことで知り合いになる。翌年にまたジャクソンビルに来たKornにデモテープを渡したことからメジャーデビューのきっかけをつかむ。タトゥーも役に立ちますな。1997年メジャーデビューアルバム「Three Dollar Bill,Y'all$」をリリース。その後ツアーやKorn主催の「ファミリー・ヴァリューズ・ツアー」に参加して全米で熱狂的な支持を得る。またこのアルバムに収録されているあのジョージ・マイケルのカバー「Faith」のプロモーションビデオがMTVでヘビーローテーションされたこともあり、ついに150万枚の売上を果たす。1999年6月には2ndアルバム「significant other」をリリース。これがなんと初登場1位に輝いてしまう。このアルバムはその後も馬鹿みたいに売れ続け、600万枚以上の売上を誇る超ビッグヒットになった。日本にも「フジ・ロック'99」に参加して大人気を博すことになる。さらに映画「M:I‐2」のテーマソング「Take A Look Around」が大ヒット!! 2000年10月には3rdアルバム「Chocolate
Starfish And The Hot Dog Flavored」も発表して、まさにノリまくり状態のLimpです。Limpの音楽はハードロック+ヒップホップというもの。ロックに乗ってラップで行く感じ。KornよりどちらかというとRage
Against The
Machineに近い。ヒップホップが好きな人は抵抗なく入れると思うよ。Kornからの人には「???」という感じかもしれない。ただRageと違うのはかなり軟派チックなところ。ユーモアがあるというのかな? 「Faith」は出だしはオリジナルが感じられるけど、途中からは完全にLimpワールドでシャウトしっぱなし。かなり笑える。ほかの曲もRageに比べてビートは弱め。だからみんなに受けるのかもしれない。chu的には圧倒的にRageなんですが、Limp以外に元気な若手がいません。この「Limp
Bizkit」というバンド名は「ふにゃふにゃのビスケット」という意味で、たまたまバンド名を考えていたときに誰かが「おまえの頭はLimp
Bizkitだ!!」といったのを聞いて即決したらしい。ちなみにこのLimpですが、MTVアワード(だったかな?)で受賞スピーチのときにRageのベーシストが乱入して大暴れ、セットを壊して警察に連行されて、当のLimpはすごすごと退場する羽目に。またNine
Inch
Nailsのファンを自称していたLimpだけど、当のトレント・レズナーにはひたすらいじめられっぱなし。かなりいじけているらしい。不憫なロックバンドだぞ、Limp!!!
その中でもchuのお勧め(3枚しかないのだよ)
とりあえず「Take A Look Around」は聞いておいて損はない!! あの有名なメロディーラインをLimpがどう使っているか確かめるだけでも面白い。 |
邦楽をほとんど聞かないchuですが、先日ゴエモンさんと話していて「んー、俺麗蘭は聞くじゃん!!」とか思い出した次第です。麗蘭というのは、「RCサクセション」のチャボこと仲井戸麗市と「The
Street Sliders」のギタリスト蘭丸こと土屋公平が1991年に作ったユニットです。基本的にかなりブルース色の強いブギをやっています。二人ともギタリストですが、チャボのボーカルが渋くて、蘭丸のギターもアコギで抑え目。いい感じです。元々chuはRCサクセションが大好きで、「雨上がりの夜空に」「トランジスタラジオ」「スローバラード」なんぞを聞き込んでいた世代ですが、チャボがこんな音楽を目指していたとは全然気がつきませんでした。chuがたまたまMTVを見ていたら、麗蘭の「ミュージック」のビデオが流れていて、次の日には買いに走っていました。派手さはありませんが、じっくりと1枚聞ける、そんなアルバムです。そんな麗蘭ですが、アルバム自体はこれしか出していません。時々シングルCDを出しているのみ。でもコンサートツアーはたまにしています。最近の邦楽(モー娘含む)に飽き飽きしている人なんかには良いんじゃないでしょうか??
いやー、「ミュージック」はマジでいい曲です。その他もいい味出しています。 |
最もイキのいいパンクロックバンド。Billie Joe Armstrong( Read Vocals & Guitar )、Mike Dirnt( Bass & Side Vocal )、Tre Cool( Drums )という幼なじみ3人で1987年サンフランシスコで結成される。3人とも基本的に育った環境は悪くて、ヘロイン中毒の親がいたり、親が離婚していたりとなかなかに激しい家庭で育っている。ちなみに3人とも結婚しており子供もいる(ただしBillie以外は離婚している)。1989年インディーズレーベル「Look Out」と契約しアルバムを発表。そのパワフルな演奏が評判になり、1992年ファーストアルバム「Dookie」を発表、待望のメジャーデビューを果たす。更にファーストシングル「LONGVIEW」がMTVでヘビーローテートされたこともありその知名度が高まった。セカンドシングル「BASKET CASE」はついに全米チャートでNo.1を獲得。そして「WoodStock'94」で彼らは伝説となった。降りしきる雨の中、観客がステージに投げ込む泥を受け、自分も泥だらけになりながら歌い続けた彼らの姿は全世界に放送された。1995年10月にはセカンドアルバム「INSOMNIAC」を発表。翌年に来日した彼らは前代未聞の9千人オールスタンディングライブを行った。1997年にはロックの名盤ともいえるサードアルバム「NIMROD」を発表、「HITCHIN' A RIDE」「GOOD RIDDANCE」などが大ヒットする。2000年には「WARNING」を発表し、その音楽性の広がりを再認識させた。もはや「パンク」という言葉では語れなくなった彼らだが、その音楽自体はシンプルそのもの。何の小細工も気取りもない。ちなみに「ゆず」の大ファンで洋楽なんて全く聞かない天然娘がこのGreen
Dayのファンだったりするところにその魅力があるのかな??
その中でもchuのお勧め
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